「靴」 と 「縫う」

綴る 紡ぐ 結う

靴作りにおいて「縫う」という行為はたくさんあります
革を針で刺し綴り、一つ一つの小片を紡ぎ合わせる事

刺繍のように一針一針の点を繋ぎ装飾を施す事
そして縫い合わされた革を、靴の礎となる強くしなやかな
底革と結い合わせる事

そのどれもに「糸」を使います

一本の糸は細く弱いけれど、それぞれの糸を絡め

縫い綴る事で、つながりが出来強さを生み出す

それは靴作りに関わらず、人と人とのつながりを紡ぎ
繋げていく事も同じではないでしょうか

その出会いを紹ぐきっかけとして靴が添えられていれば